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No.3 セメント物流

我々の所属するトラック運送事業には、業界団体として各都道府県ごとに地域のトラック協会があり、その上部団体として全日本トラック協会(以下全ト協)が存在します。但し、同じトラック運送事業でも、扱っている商品・顧客により運び方も商流もそれぞれ。まるで異業種の集まりがトラック協会なのですが、その中でも同様の物流を担う会員企業ごとに専門部会が設置されており、弊社はその中のセメント部会(全ト協での名称。東京都トラック協会ではセメント専門部会)に所属しています。

先日開催された東ト協(東京都トラック協会。以下東ト協)セメント専門部会の総会で部会長に選出された関係上、去る7/21に開催された全ト協セメント部会でも部会長に選出されてしまいました。約8年ぶりの返り咲きです。

私個人のFacebookにも投稿しましたが、2024問題を目前にして、原則実車率50%の特装車両を、未だにメーカー系列の縦割り物流体制に加えて、特殊車両通行許可制度という生産性向上の足かせと戦いながら、それでもセメント物流を止めないために部会として何が出来るかが大きな課題となります。

共同化に向けたプラットフォーム作りは必須と考えますが、セメント部会の組織率は非常に低く、加えて各社のセメント輸送比率は低下しています。専業と言えるのは大半がメーカー或いは建材商社の物流子会社という実態の中で、いかに情報を共有化し、課題解決に向け協働できるか。

知恵を絞り、協議し、最善を尽くす。残された時間は限られています。

大袈裟かもしれないけれど「我が国のセメント物流を止めないために!」

just do it